60年代に憧れているのは事実だね(特にイギリス)
ただ現代の尺度で見るから、素敵に見えるんですね。
実際あの時代に生まれてたら、それが「日常の風景」で何の感動もないもん。

今の目で見ると、ちょっと考えられないことだらけだよ。ファッションにしても風俗にしても。

音楽もまだ巨大な産業になる前だし、一番文化的に凄かったと思うんですよ。
あと現代のように何もかも情報が整理されていないわけで、
「好き勝手やってます」的なノリが羨ましくもあるのね。


ファッションは単純にカラフルだしイカすよね。
モッズ(注1)はビシっとスーツでかっけーし。スモールフェイセズ(注2)は今見てもクールだもんな〜。

とにかく色彩感覚が素晴らしい。ダサいとカッコいいの、紙一重なとこがたまらん!!(笑)。


注1*モッズ 
モダーンズの略。
イギリスで発生した若者のライフスタイイルの1つ。
誰よりもヒップな音楽を聴き(モダンジャズ・R&B等)日頃は普通に仕事を持ち、
週末になると3つボタンスーツをビシッと着こなし改造スクーターでクラブに繰り出し薬をきめながら踊りまくる。
映画「さらば青春の光」は、「オリジナル・モッズ」の生態が詳しく描かれている。

注2*スモールフェイセズ 
ザ・フーと並びモッズバンドを代表するグループ。
*スティーブ・マリオット*ロニーレーン*ケニージョーンズ*イアンマクレガンが在籍。
後にスティーブ・マリオットが脱退しハンブルパイを結成。
残党メンバーはロッド・ステュアートとロン・ウッド(現ローリングストーンズ)と共にフェイセズとして活動していた。
スティーブマリオットは1991年自宅で焼死した。