ジャンルレスな街

幼い時は、体がメチャ弱かったのよ(今も弱いですが)喘息持ちでね
憶えてる記憶の5割位は母親に抱きかかえられて病院に酸素をもらいに行くみたいな。
ホント病弱な子でしたね。その他はいたって普通のガキ。東京生まれなんでもう典型的な甘やかされて育ったクソガキです(笑)。

うちの両親は前にブログでも書いたことあるんだけど、ダディがドラマーなんですよ。
プロとかじゃないんですけどカントリー&ウェスタン(注1)を溺愛してる人でね、若い頃からずっとバンドやってる。
音楽的には全部カントリー目線なの、ある意味超偏屈的(笑)

他の音楽を認めないっていうか、例えば「ロックなんざうるさいだけだ!」とかいうんだけど自分はカントリーを
ステレオでフルボリュームで延々と聴いてるわけ(笑)「そっちの方がウルサイんじゃ〜!!」と子供心にツッコんでました。

でもねちょっと自慢なんですよダディーは。カッコイイというか若いの。俺よりオシャレだしね。
もう還暦なんですがシャツとかジーパンとか100枚近く持ってるしメチャクチャ器用でベルトとか自分で作っちゃうの。
まあ凝り性なんでしょうな、今はガーデニングブームらしくて花だらけなの家(笑)フラワーハウスと呼ばれてます。
「今度ピアス空けようかな〜」とか言うのよ信じられます?(笑)

正反対にマザーは超アクティブ派でね、ジッとしてらんない性格でとんでもなく人脈が多い。
あとスポーツの鬼!特にバレーボールだね、ママさんバレーで全国大会にいってるし
どんなに疲れようがバレーとテニスは絶対休まない。
なおかつPTA会長もやり(昔ね)家事もやりバレーのチームの運営もやり仕事もやり、
隙間で旅行に行くみたいな(笑)みのもんたの女版ですよ。
とにかくずっと何かしてんの、すごいわ。

ってことでそんな両親の元、幼い頃から父親のカントリーを聴き(上の写真でウェスタンハット被らされてるでしょ)
母親は70年代のフォークやらクラシック、演歌を聴いてたんで今振り返るにすげー環境だったね。
ハンクウィリアムス(注2)の後にふきのとう(注3)がかかる家なんかあんまないでしょ。


注1*カントリー&ウェスタン  アメリカの演歌といえばわかりやすいかな。ダディ曰くスティールギターがはいってないとC&Wとは認めないらしい。
バンジョーやフィドルがはいってるのはブルーグラスと言う。

注2*ハンクウィリアムス カントリー界の偉人、彼の曲「ジャンバラヤ」は超スタンダード。息子さんが現在も活躍中

注3*ふきのとう 70年代に活躍した日本のフォークデュオ。デビュー曲「白い冬」は未だに好き